ブログの目的(結婚したい)

このブログの目的は?

 結婚することである。俺は結婚がしたい。だから、ブログを書く。

結婚したい理由

 俺は結婚したい。これを言うと、何故かみんな「なんで結婚したいの?」と聞いてくるのだが。結婚したいに理由があるだろうか? ありていに言えば、「老後一人は寂しそう」「友達がみんな転勤と結婚で相手がいない」「性欲を合法的に解消したい」「友達の子どもを見ていると、自分も欲しくなる」「親に孫の顔を見せてやりたい」みたいなことになるんだが。

 俺が真っ直ぐ口にすると「だったら、風俗行けよ」とか「結婚して離婚しないと思いこんでるの?」とか「子どもができなかったら離婚するのかよ」とか「親のためにするんだったら、するな」とか、さんざんに説教される。毎回のように言われるので、先に書いておくのだが。

 世の中の全員がそんなにまともに、真面目に、全てのことを予見して承知して、あらゆる覚悟を背負って、結婚しているんだったら、すぐさま取りやめるが。世界の九分九厘の人は「なるようになる」と思って、踏み切っているとしか思えんのである。

 俺には高尚な理由は全くない。ありふれた理由から、結婚をしたいだけである。

なんでブログなの?

 結婚相談所、婚活パーティ、街コン、マッチングアプリ、親、友人からの紹介。おおよその手段は全部試して、8年くらい経ったが。全く何の実にもならなかった。都合3年くらいはコロナのせいで、何もできていないが。

 俺は今37だが、30になるにあたって婚活に踏み切ったんだが、全部失敗したわけである。結婚相談所の人間は言う。スペック自体はいい、と。金も仕事もあって、背も高い。髪型を変えて、服装も変えて、しゃべり方やしゃべる内容を変えれば、大丈夫です、と。そのアドバイスに乗っかって、8年やったが、見事なほどの全敗。最後は結婚相談所からBANされての終了である。

 そこで思ったわけである。正気のまま、正攻法で結婚相手を見つけることは不可能である。8年やってだめだったんだから、あと5年やっても10年やっても無理だろう。俺はたぶん相当に変な人間で、そういう人間がチャットしたり、1時間のお見合い程度好きになってもらうのは不可能である。

 俺は過去を振り返った。俺の人生の中で他人から好かれたのは、なんだったか。ブログである。俺は大学時代にブログをやっていて、これが妙に人気だった。人気と言っても今のように何千何万が当たり前の時代ではなかったが。あちこちからリンクされたり、ファンがいてくれたりしたわけである。

 俺には文章によって他人から好かれる可能性がある。可能性があるのなら、やってみてもいいのではないか。日本人女性、結婚可能な人口が4千万くらいだとすると、たった1人が死ぬほど俺を好いてくれればいいわけである。

 俺のできること、変人ぷりをアピールして、コンテンツを作って、その中の一個でもリーチして、結婚にこぎつけることができれば、成功。そういう次第で、まずはブログをはじめてみたんである。

どんな人間なの?

長所

 精神が安定している。目をつむっていると寝ているのか、と心配されるくらいで。目が細いことも相まって、昔はよく授業中に平然と寝ていると男として有名であった。何故かしょっちゅ怒られて、困ったもんである。

 男女双方からよくよく相談事も受けていて、「はいはい、大変ですね」と聞き流していた。ついたあだ名が地蔵であって、仙人と呼ばれたこともある。落ち着いているだけで聖人君子ではないわけだが、相手の言うことを否定しないから重宝されたようである。

 37のおじさんだが、身長178cmで、年収も650はある。幼い頃から両親共働きで一人暮らしの経験もあるため、料理洗濯掃除は一通りできる。正直、掃除だけは好きではないが。できないわけではないし、自分も汚い人であるなら妥協点が近いという言い方はできるかもしれん。

 酒を飲むから、料理もする。食べるのが好きで、好きな酒に合わせたい、となれば料理はせざるをえないからである。普段食べるだけの料理ならすぐにできるし、凝った料理も気合を入れればできなくもない。好きな酒が日本酒とビールだから、和食と中華になりがちではある。

短所

 一緒にいても盛り上がらない。というのは婚活デートした際の定番の断られ方である。精神が安定していて、反応がおじいちゃんなのである。美味しいものを食べても、しみじみと美味しいな、となるだけであって、大きく派手に喜んだりできない。

 腹だけデブっている。完全に酒のせいである。日本酒とビールが好きすぎて困る。一応週末金曜と土曜だけを酒の解禁日としているが。全く運動をしていないせいで、腹だけが太ってきている。腹筋などしてみているのだが、酒量の方が多いのだろう。ちと成果は出ていない。

 正直なところ、ファミコン、ファミリー・コンプレックスなところもある。母親が看護師資格を持つ保険医で、医療従事者はしばしば博愛主義的な精神をしている。自己犠牲的な精神で、家族のためならなんでもする、という性格だったせいで、俺も姉も基本的には家族のために何でもするという前提で生きてきたわけである。結婚した後も、はいそうですか、と切れるわけではないから、鬱陶しいかもわからない。

 裏を返せば、恋人になったら、しょっちゅう連絡が来たり、土産を渡されたりするであろう。我が家には記念日という習慣はないが、互いに好きそうなものがあったら勝手に買って渡すという風習があるから、好みの品とかを勝手にプレゼントするということが起きる。お付き合いしていただけた際には、勝手にそうなる。

今後の展望

 ブログに自分の好きなマンガやアニメやゲームについて書きまくる。これは好きなものを紹介することで、共感を得たいからである。人間は共感を得た相手を勝手に親密に思うものだからである。

 仕事や趣味の技術的な内容にも触れていく。プログラムやボードゲーム設計の話である。需要のある内容を取り上げることでブログ自体の需要を増やし、見る人の母数を増やしたいからである。

 最後に、自分自身が何を考えて、どう生きているかも書く。俺と結婚してもいいと考えてくれる読者を作りたいわけだが、価値観の相違があったら絶対に成功しない。「こいつ、偉そうで気持ち悪いな」と思われるなら、最初からわかっている方がいいからである。

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